玄関から門袖壁に設置されたポストへの導線は、御影平板を飛び石のように並べ、土で足を汚さないように配慮しています。

石張りのスロープの先には真砂土の「洗い出し」のアプローチが続きます。素朴な風合いを持つ洗い出しの表面にもまた、周りの木々の枝や葉の影が素敵な模様を描いてくれています。

庭のほぼ中央に植えられた「百日紅（サルスベリ）」は、夏から秋までの長い間、色鮮やかな紅色の花を咲かせこの庭の主木としての存在感を表しています。