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庭を造る要素|雑木の庭(2)
植栽(擬宝珠:ギボウシ)
ユリ科(APG植物分類体系ではリュウゼツラン科に入れる)の多年草、ギボウシ属(Hosta)の総称。山間の湿地などに自生し、また花が美しく日陰でもよく育つため栽培されます。花言葉は「落ち着き」「沈静」「静かな人」。
石畳
両脇の植栽入り口付近は、柔らかい色の植物を配置奥に行くに従って色のトーンを濃くすることによって奥行きを持たせています。
植栽(チャボヒバ)
ヒノキの園芸品種でヒノキに比べると枝葉が短くて密生する性質があり、 その様子を短足のチャボに例えて名付けられました。生長がゆっくりな樹木で初期の生育は特に遅く、ヒノキ・サワラ類の中ではオーソドックスで庭木としてもっともよく使われているもののひとつです。庭の洋風和風を問わずに幅広くマッチし、きれいに仕立てられたチャボヒバは気品があり高級な感じがします。
垣根(杉皮)
杉皮という野趣の雰囲気を持つこの素材は、その色彩も表情もとても柔らかく、この庭のコンセプトを表現する上で大きな役割を果たしています。
エントランスから見た時に、一番奥に配置されたこの垣根が視界全体を山の中の景色にまとめあげてくれています。
また隣り合って植えられているチャボヒバとのコントラストも絶妙です。
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