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  2. 庭を造る要素|駐車場の庭(1)
  • 植栽
玄関前両脇にある植桝(うえます)には、アオダモとコハウチワカエデを選択、新緑の時期には漆黒の母屋とのコントラストが、素敵な景観を見せてくれます。
植桝の対角には、夏になると赤い実をつけるアオハダと、秋に色づくモミジがそれぞれの枝葉を風に揺らし、穏やかな雰囲気を創出しています。
  • 崩れ積み:くずれづみ
玄関に続く階段、両脇にある植桝(うえます)は、山形の鳥海石を「崩れ積み」と言う技法の石積みです。
積み上げられた石は、ワザとごつごつとした表情のある面が表に出るよう積むことで、整い過ぎずより自然で、違和感なく風景に溶け込みます。植桝の中には、人里近くの森林によく群生してるシャガを植え込みました。シャガは、春の訪れと共に白い花を咲かせ、訪れる人を優しく迎え入れ、そして玄関へと誘ってくれます。
  • 葉陰
砂利が顔をのぞかせている駐車場の表面には、それを取り囲むように植えられた背の高い木々たちの枝葉の影が、ゆらゆらと水面に揺らぐ陽炎のように漂っています。日の出から日没まで、季節によって変わる日差しが影の大きさ、形、濃さに変化を与え、様々な影絵を演出してくれます。
  • コンクリート洗い出し
駐車場は全体の雰囲気に合わせて、砂利の表情が出る洗い出しにしました。