HOME > 庭を造る要素

 素材は、以前家主が務めていた工場の窯で使用していたレンガを、その窯の解体時に持ち帰ったものを使用しました。古材のレンガは庭で雨曝しになっていた為、その風化の程度・色あい・形もまちまちで、積み上げてみると味わいのある表情を見せてくれました。
新たな象(カタチ)を得たレンガ達は、家主の思い出・記憶のモニュメントとして、駐車場の脇でひっそりと新たな時を刻んでいます。

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 強陰地など悪条件にも耐える常緑多年草。踏圧にも強く草丈も高くならないので、草刈などの管理も必要としません。植栽と導線との境界に配置したり、緑の面を創るのに適しています。今回は駐車場のスリットに配置し、コントラスト豊かな緑のラインでコンクリートの無機質感を緩和し、全体の風景をすっきりと見せています。

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 駐車場の隅にひっそりと佇む立水栓は線路の枕木を加工して作りました。水受け部分は朽ちたレンガで囲い、中に玉砂利を敷き詰め、全体のトーンを落とすことでその存在感を抑えています。素朴で質素なその佇まいは、この駐車場の番人さながら、全体の風景の中に溶け込んでいます。

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