真鶴へ
今日は 、真鶴へ石を選別しに行きます。
朝、海沿いのバイパスを走りながら海を眺めると、雲の隙間から射し込む光に自然の神秘を感じます。
そう言えば、「天気の変わり目が一番のシャッターチャンスだ!」と誰かが言っていたのを思い出します。
その通りです。
家を出る頃は、雨がちらついていましたが、小田原辺りから雲が薄くなってちょうど西湘バイパス辺りで晴れ間が出てきました。
ちょうど、天気の変わり目です。
空はすっきりと晴れ、山から水平線が見えます。
こうした景色を眺めながらの仕事は、格別です。
真鶴は、石材の産地として昔から多く多様されてきました。
その代表が、江戸城の石垣です。
今は、墓石が主になっていますが、庭石としても味のある石です。
山の石切場から、墓石として使える石とそうでない石とを取り分けて搬出しています。
そして、墓石としては使えない石の中から 景石になりそうな石と縁石になりそうな石とを取り分けていきます。
山でのこの作業が、より良い作品を造る為にとても重要です。
これからも、より良い作品を作れるように気を引き締めていきたいと思います。