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 門側の庭には、日本の里山にみられる代表的な風景の一つ、竹林を創りました。平均4m程度までしか成長しない「ヒメアケボノモウソウチク」は、葉ぶりが良く、立ち姿も美しい孟宗竹の改良品種で、「伸びずに管理しやすい竹」として個人庭での需要も増えている新種の竹です。
 一本一本違う竹の曲がり具合を考慮して、植える間隔、傾きをバランス良く調整し、整然と並んだ畑のようにならないよう、気を配りながら丁寧に植栽しました。そよ風に揺れる長い穂が、さわさわと心地よい涼しげな音を奏で、木漏れ日の中でゆらゆらと漂う葉の影と相まって、竹林の中に安らぎをもたらし、素敵な瞬間(トキ)を演出してくれます。
 下草として植えたキチジョウソウは縁起の良い花として知られており、花が咲くとその家に幸せが訪れると言われてます。

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 もともとこの庭にあった石を崩れ積みにして竹林の土留めとしました。
  積み上げた石と石の間にわざとポケットをつくり、岩場に生殖するユキノシタとベニシダを植栽しました。植物の緑が差し色となって、ゴツゴツとした固く冷たい石の感じを柔らげてくれています。

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 竹林に面した家の軒先には、元々あったタイル貼りのテラスを土台に、濃い目の茶色のハードウッドを使ったウッドデッキを作りました。手前に敷かれた白川砂利との色のコントラストも美しく、濡れ縁のような和のイメージが竹林の中に違和感なく溶け込んでいます。

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